日本語は難しい?

仕事柄、外国人と接する機会が多いのですが、
皆、一様に言うのが、「日本語は難しい」ということ。
なぜそんなに難しいのか、客観的な意見を聞いてみると、
よくあげられるポイントは下記数点。
  • 漢字・ひらがた・カタカナ、と、文字が3種類もある
  • 普通語・敬語・謙譲語、など、話し方も複数種類ある
  • 若者言葉は特に変化が激しく、最近の話し方にはついていけない
まず、確かに、文字が3種類もある言語は、世界でも、珍しいかもしれません。
日本語以外に複数文字を使用している言語としては、ヒンディー語などがあげられるようですが、
いずれにせよ、世界の中では少数派であることは間違いないようです。

敬語についても、丁寧語や謙譲語まで駆使して敬意を表す、となると、
やはり、世界にあまたある言語の中でも、特殊といえる部類のようですね。

若者言葉の変化の激しさは…どうでしょう。
これは、世界のほかの言語でも見られる傾向だとは思うのですが。

※日本語を勉強している外国人に人気のサイトがありますので、簡単にシェアします。

外国語を早く習得するには

これはよく言われることですが、
一番手っ取り早いのは、現地で生活してしまうことですね。
ただし、その場合、ある程度社交的な人物であることが条件となると思います。
あまり外向的でない人が、言語が通じない国に暮らす、となると、
いよいよ、うちに引きこもり、外国語勉強どころではなくなる、という本末転倒な事態が予想されます。

どれだけ言葉を学んでも、文化ギャップは埋められない?

実はこれ、個人的に、良く感じるところです。
言葉を学ぶことは有る意味簡単ですし、
言葉を学べば、コミュニケーションを図ることは出来ます。
ただし、文化的なバックグラウンドや、育ってきた環境のもたらす相違、
風土の違い、というギャップは、なかなか、埋めることは難しいものです。
勿論、たとえ日本人同士でも、考え方のギャップなどはありますが、
それでも尚、互いの違いの根底に、ある程度の共通項があるからこそ、
「違いも、いいよね」
となるのでは、と、個人的には、思います。